マウスピース

唾液でお困りの方へ

寝たきりの方や、病気により体の動きが制限されている方の中には、唾液をうまく飲み込めず口腔内に溜まってしまう方がいます。唾液が気管に流れ込むことで、むせや誤嚥につながり、誤嚥性肺炎を引き起こすことも少なくありません。
また、介護するご家族にとっても、夜間を含めた頻繁な痰の吸引は大きな負担となります。

唾液吸引マウスピースとは

吸引マウスピースは、口の中にたまった唾液をやさしく吸い取るための医療用補助具です。
小型の吸引装置とつなぐことで、唾液を持続的に排出でき、口腔内を清潔で快適な状態に保ちます。
従来のチューブ吸引と異なり、装着したままでも会話が可能で、本人の負担が軽く、長時間の使用にも適しています。

唾液がうまく飲み込めず、むせやすい・誤嚥しやすい方へ。
ご本人と介護する方の負担を減らすために開発されたのが、このマウスピースです。

一つでも当てはまる方には、唾液吸引マウスピースの使用をおすすめします。

使用のメリット

唾液持続吸引マウスピースを使うことで、以下のような効果が期待できます。

従来のチューブ吸引では限界がありましたが、マウスピースなら持続的に唾液を排出できます。

特徴	従来のチューブ吸引	唾液吸引マウスピース
唾液の吸引	必要のたびに実施	持続的に排出可能
夜間の介護負担	頻回吸引が必要	吸引回数が大幅に減少
本人の快適さ	チューブの違和感が大きい	少ない
使用中の会話	困難	可能

使用例（ALSの方の実例）

マウスピース使用による夜間吸引回数の変化

	装着なし	装着あり
就寝時の吸引回数	45回／160時間	0回／160時間
夜間就寝中の吸引回数	1日平均3回	吸引不要になった

夜間の喀痰吸引が必要がなくなったことで、介護負担が軽減したとの報告も。

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使用までの流れ

使い方はシンプルで、難しい操作はありません。サポート体制も整っていますので安心してご相談ください。

よくあるご質問

装着したまま話せますか？

はい、会話は可能です。

寝ている間も使えますか？

就寝時にも使用できますが、医師の指示に従ってください。

掃除はどうすればいいですか？

専用のブラシや流水での洗浄が基本です。簡単にお手入れできます。

どこで手に入れられますか？

対応している歯科医院・医療機関にご相談ください。

医院・ラボのご紹介

以下の医院・ラボでは、持続吸引マウスピースの作成・調整が可能です。安心してご相談ください。

お問い合わせはこちら

吸引マウスピースについての詳細やご相談は、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。ご希望の方には、実際に使用している方の声や、取り扱い医療機関の情報もご案内いたします。